あざくん、ネイティブと出会う

dancingbird2003-05-30

稚内の水族館でアザラシを発見するあざくん。興奮。いやでもアザラシとあざくんはほんとに同類か?
稚内はロシア語併記の街でした。さすが日本で一番サハリンに近い街。稚内の観光案内などを読むと、日本で最初にコーヒーを飲んだ土地という記述が。なぜこんな北の街で?と思っていたら、江戸時代、ロシアが蝦夷地をおそってくるのに対し北方警備に派遣された武士が寒さに倒れることが多く、それを防ぐ薬としてコーヒーが服用されたそうです。カフェインが血行をよくするからでしょうか。しかし想像するだにいやすぎる。幕府も北方のことですから津軽藩から派遣したらしいのですが、津軽藩の武士がばたばた倒れたということは、当時の日本人にはほとんど適応不可能な気候ということなのでは…。そんな厳しい土地が、今のようなごくありふれた都市ができるまでには相当の苦労があったのでしょうね。昔の人は本当にえらいなあ。