石舞台古墳

 全体像はこちらなどをご参照ください。一番上の石とその下との間に、あざくんははさまっているわけです。
 蘇我馬子の墓では、といわれています。封土がいつの間にか失われて、石組みが露呈してこのような形を現しているそうです。
 明日香村には古墳がいっぱいありますが、古代史にそんなに詳しくないわれわれとしましては、見た目に派手だったりきれいな装飾があったり美しい宝石が出たりとか、そういう「お宝感」があるほうが楽しいので、この石舞台古墳にはかなり興奮。周りは公園になっていて芝生のなかに石舞台。いい感じ。石組みの中に入れるようになっていますが、中は空っぽ。高さ3mほどの空間があります。中で喋ると声が反響してわんわんしました。
 入場料250円。この日は中で明日香村のボランティアガイドの人が解説されていました。車は無料の駐車場に入れました。
 石舞台は簡単に石を積み上げているだけに思えるのに、なんで崩れないのか不思議。今にも崩れ落ちそうですがそんなことはないんだなあ。あざくんをはさむ隙間もあるのに。
 まわりに土産物屋とか資料館とかの大がかりなものはないので、観光地を想像していくと期待はずれだと思います。ちょっと不思議な構造物のある公園、だと思うといいのでは。入場料いるけどね。