あざくんはいかなかった

dancingbird2004-09-02


あざくんは行っていないライブレポート。あたかも自分が行ったようにチケットと映っているあざくんですが。あざくんのための日記ながら、今回はあざくん抜きで書いてしまいます。ごめんあざくん。
8月31日、京都寺町四条の都雅都雅での“Blues Meeting Vol. 5”と題されたライブに行ってきました。京都のブルースバンド、OUTLOOPWAY BLUES BANDのライブです。ゲストはBOOKERS。
筆者は音楽シーンにまったく疎いのですが、以前、誘われてOUTLOOPWAYのライブに行ったことがあり、かっこいいバンドだなあとずっと印象に残っていました。その後も何度かライブに行こうとしたのですが、日があわなかったり終わってから気がついたり、とにかくこまめにライブスケジュールなどをチェックしない身ではなかなか行くこともかなわず。ところが8月の終わりごろ、ライブに行きたい・でかい音が聴きたいとめずらしくライブ欲が高まって各地のライブスケジュールを調べると、ちょうど数日後にOUTLOOPWAYのライブがあるではありませんか! というわけで、めぐりあわせのようにして行ってきました。
詳しくないので音楽評論なかんじにはとても表現できないのですが、とにかくかっこいいライブでした。OUTLOOPWAYもBOOKERSももう最高にかっこよかったです。BOOKERSは初めて(っていうかOUTLOOPWAYだって2回目)だったのですが、演奏も素晴らしかったけどボーカルの人の声が渋い。かっこいい。めちゃめちゃ素敵。ほんとにえぇ声でもう感激感激。ステージングも楽しくて、場内も大盛り上がり。ものすごく素敵なバンドで大興奮でした。でもMCに曰く、オリンピックのときくらいしかライブしないバンド、だそうで。もっとやってください! いやほんと。
つづくOUTLOOPWAYは記憶に違わずかっこいいバンドでした。以前に聴いたときはギターかっけー、と思ったのですが、今回はギターもベースもドラムもどれもこれもかっこえーとあほみたいな感想を抱きました。スローもやってましたが、速いのがとくにかっこいい。あとドラムは渋かった。OUTLOOPWAYのステージMCはなんか苦労性の芸人みたいで、筆者はものすごく好きなんですけれど関西以外、というか外国でもこんなかんじなんでしょうか。想像するだに笑ってしまいます。しかしステージから降りて客席を練り歩きながら、ボトルネックをバーでなくてテーブルの上のグラスとか灰皿とかビールの缶とかで弾いてみせてくれるのはすごいなあ。かっこいい兼プロフェッショナルというか。筆者はおお!と見ているだけでしたが、慣れたお客さんは自らグラス差し出したり。でも丸椅子を差し出すのはどうよ(笑。客も関西人、とかまとめていいものでしょうか。それでまた弾いちゃうのがすごい。
アンコールは、OUTLOOPWAYとBOOKERSのVo.&Gの人と一曲、Gの人と一曲の計2曲でしたが、前者ではギター曲弾き合戦じゃないけど、ギター二挺とも客席練り歩く練り歩く。割り箸で弾くBOOKERSのひともすごいよ! 割り箸飛び散ってるし(笑。後者は「ちょっとファンキーな感じで」ということでしたが、ファンキーってこういう感じを言うのかとか思いつつ、ひゃぁかっこいー、と聴いていました。
ブルース分を補給して大満足のライブでした。この日からこのかた、ブルースやっぱええわ、とOUTLOOPWAYのCDも買ってかけまくり。たまたま家にあったJohnny Winter Live in NYCも聴きまくり。Live365でブルース局探しまくり。もう大変。いやーライブって本当にいいですね。
ところで都雅都雅の「たこぶつガーリック」はちょっとチャレンジ過ぎるメニューじゃないか?