うしととりとぶたのひび

近ごろ沖縄によく行ってるのですが、北部は久しぶりで、今帰仁城は初体験だったのでとても楽しみでした。沖縄の桜は山の上から下へと開花していくので、北部の山の上はこのときもうピークは過ぎた感じ。ソメイヨシノのぼんやりした薄い色もいいですが、この濃いピンクが南国っぽくてよいと思います。あざくんには濃いピンクがよく似合う。
この日は琉球伝統芸能である鶏のうたいあわせ「チャーン」を見学し、おきなわのおっちゃんのアツイ娯楽・闘牛を見学し、夜は琉球在来の豚を食べるという、オキナワンとりうしぶた揃い踏みの一日でした。あ、その間に琉球在来犬も見たのだった。うーん四つ足デイ。いや鶏もいるか。あざくんはあれですから、海へ帰ったけものですから、すっかりなじんでいました、というのは実は大嘘で。チャーンの鶏はいい声を出させるために良いごはんを食べさせてもらっているらしく、かなりつやつやでガタイがよく、当然声も大きく、あざくんはかなりびびっていました。また闘牛は競馬と違って賞金が出るわけではなく、ということは完全なる趣味の世界で、趣味の世界ならではの濃いぃ情熱と愛情で飼われているがゆえにガタイがよく、プロの格闘家の牛さん達は闘牛場ではもちろんハイテンションでモーモーうなり、あざくんはかなり(以下略。琉球在来の犬さんは猪狩りをなさるようなタイプの犬さんで、あざくんは(以下略。いやー、とりもうしもいぬも気合いはいってました。ぶたさんだけはばくばく食べられたので、あざくんの勝利といえないこともないのかなあ。